更新日:2025.11.10
※この記事には広告が含まれています(PR)
年末が近づくと、玄関にお正月飾りを準備し始めますよね。クリスマスが終わったあたりから考え出すんですが、毎年「あれ、正月飾りって玄関にいつから飾るのが正解だっけ?」と迷いませんか。
特に悩ましいのが、いつまで飾っておくか、という点です。松の内という言葉は知っていても、関東と関西など地域によって期間が違うみたいで、自分の家はどっちなんだろう?と。
飾る日にしても、縁起を担ぐなら28日がいいとか、29日や31日は避けるべきとか、いろいろな意味やルールがありますよね。
この記事では、そんな正月飾りを玄関に飾る「いつからいつまで」の疑問について、鏡開きとの関係や処分の方法まで、基本的なポイントをしっかり深掘りして整理してみました。
☑ 記事のポイント
- 1正月飾りを飾り始めるのに最適な日と避けるべき日
- 2「松の内」とは?地域ごとの期間の違い(関東・関西)
- 3玄関に飾る正月飾りの種類ごとの意味と役割
- 4松の内が明けた後の正しい処分方法
正月飾りを玄関に飾る「いつからいつまで」の開始日
まずは「いつから」飾るかですね。クリスマスのイルミネーションを片付けたらすぐにでも飾りたい気もしますが、年神様をお迎えする準備ですから、実は縁起の良い日や、逆に避けた方がいい日があるんです。
縁起の良い日。28日か30日
伝統的な話をすると、12月13日は「正月事始め(しょうがつことはじめ)」と呼ばれていて、この日からお正月の準備を始めるのが良いとされています。
昔はこの日に、門松にする松や薪などを山へ取りに行く「松迎え」という慣習があったそうです。なので、12月13日を過ぎれば、いつ飾り始めても問題はありません。
ただ、現代の感覚だと、クリスマス飾りとの兼ね合いもありますし、12月25日のクリスマスが終わってから準備するのが現実的かなと思います。
その中で、最も推奨される縁起の良い日は12月28日です。これは、漢数字の「八」が「末広がり」を意味し、非常に縁起が良いとされることに由来します。この日に飾ることで、新年のさらなる発展や繁栄を願うという意味が込められているんですね。
もし28日を逃してしまったら、次善の策として12月30日が良いみたいです。キリも良いですし、翌31日の「一夜飾り」も避けられます。
旧暦と新暦の考え方
地域によっては「30日も旧暦では晦日(月の最終日)だから一夜飾りと同じ」と避ける場合もあったようですが、現代の暦(新暦)では30日は大晦日ではありません。そのため、一般的には30日に飾っても問題ないとされています。
大安や仏滅(六曜)は気にするべき?
カレンダーに書いてある「大安」や「仏滅」といった六曜を気にする方もいるかもしれませんね。
もちろん日程に余裕があって、大安吉日に飾れるならそれに越したことはないですが、正月飾りの準備においては、六曜の吉凶よりも「29日(二重苦)」と「31日(一夜飾り)」を避けることの方がはるかに重要視されます。
もし28日や30日が仏滅だったとしても、気にせず飾って大丈夫、というのが一般的な見解のようです。
29日と31日は避ける理由

逆に、正月飾りを飾るのに絶対に避けるべき日が2日間あります。これは単なる迷信として片付けられない、文化的な背景がしっかりあるんです。
12月29日:「二重苦」
まず12月29日です。これは「にじゅうく」という読みが「二重苦(にじゅうく)」を連想させるため、縁起が悪い日として強く忌避されます。
また、「九」が「苦」に通じることから「苦が待つ」と読んで、新年の準備にふさわしくないとする説もあります。
日本では昔から「言霊(ことだま)」といって、言葉の音が現実に影響を与えるという思想があります。「苦」を連想させる日に新年の準備をするのは、縁起でもないということですね。
12月31日:「一夜飾り」
もうひとつは12月31日、大晦日です。この日に慌てて飾ることは「一夜飾り(いちやかざり)」と呼ばれ、古くからタブーとされています。
一夜飾りがNGとされる理由は、主に2つあります。
- 年神様への失礼にあたる: 新年にお迎えする大切な年神様は、丁重にもてなすべき「客神(まろうどがみ)」です。その方をお迎えする準備を、前日ギリギリにするというのは「誠意に欠け、失礼にあたる」と考えられています。
- 葬儀との関連を連想させる :お葬式の準備(通夜)も一夜で行われることが多いため、「一夜飾り」がそれを連想させてしまい、縁起が悪いとして忌み嫌われます。
年末は大掃除や買い出しで本当にバタバタして「あ、飾るの忘れてた!」となりがちですが、年神様をお迎えする大切な準備。この2日間だけはしっかり避けておきたいですね。
玄関に飾る正月飾りの意味
そもそも、なぜ玄関に正月飾りを飾るのか、その意味や役割を改めて知っておくと、準備にもより一層気持ちがこもるかもしれません。
お正月に飾るものはすべて、その年の幸福や健康、五穀豊穣を司る「年神様(としがみさま)」を、我が家にお迎えするためにあります。年神様を丁重にお迎えし、滞在していただくことで、その年一年の幸福を祈願する、というのが正月行事の根本なんですね。
玄関に飾る「門松」や「しめ飾り」と、家の中にお供えする「鏡餅」は、年神様をお迎えするための「レセプション・システム(歓迎の仕組み)」を形成しています。
門松(かどまつ):年神様の「目印」
門松は、年神様が空から降りてくる際、多くの家の中から「ここが年神様をお迎えする家ですよ」と迷わずに訪れてもらうための「目印(マーカー)」の役割を果たします。
そして、降りてこられた年神様が一時的に宿るための「依り代(よりしろ)」にもなるとされています。
門松に使われる「松竹梅」にも縁起があります。
- 松:「神を待つ(松)」とも言われ、冬でも緑を絶やさないことから不老長寿の象徴。
- 竹:その強い成長力や節目正しさから、生命力や繁栄の象徴。
- 梅:新春に他の花に先駆けて清らかな花を咲かせる、縁起物です。
しめ飾り(しめかざり):神聖な「結界」
しめ飾りは、玄関に飾ることで「この家の中は不浄なもののない神聖な場所であり、年神様をお迎えする準備が整っています」ということを示す「結界」の役割があります。
ちなみに「しめ縄」と「しめ飾り」は少し違います。「しめ縄」は、神社の鳥居や神棚に一年中張られている、神域と俗世を分ける神聖な縄そのものを指します。
一方、「しめ飾り」は、そのしめ縄に橙(だいだい)、裏白、ゆずり葉などの縁起物を装飾した、お正月限定の玄関飾りを指すことが多いですね。
鏡餅(かがみもち):年神様の「お供え物」であり「居場所」
玄関から入ってこられた年神様は、家の中(床の間や神棚など)にお供えされた鏡餅に宿るとされています。鏡餅は、年神様へのお供え物(おそなえもの)であると同時に、滞在中の「依り代(よりしろ)=居場所」となると考えられているんですね。
門松を目印に来ていただき、しめ飾りの結界を通って、鏡餅に滞在していただく。これが一連の流れなんですね。
マンションやリースの飾り方

とはいえ、最近は特に都市部やマンションでは、大きな門松を飾るのは難しいですよね。伝統的なデザインだけでなく、マンションの玄関ドアにも飾りやすい、おしゃれなリース型の「しめ飾り」も本当に多くなりました。
私もリース型を使うことが多いんですが、デザインが現代的・洋風であっても、年神様をお迎えするという文化的な意味合いや、飾る期間(28日に飾り、松の内が明けたら外す)、処分のルールといった基本的な作法は、伝統的なものとまったく変わりません。
マンションのドアを傷つけない工夫
マンションの玄関ドアに飾る時、粘着テープやガムテープで直貼りするのは避けたいですよね。ドアの塗装が剥がれたり、テープの跡がベタベタ残ったりすると、後が大変です。
「私はいつも、ドアの上部に引っ掛けるリース専用のハンガーや、強力なマグネット式のフックを使っています。これならキレイに飾れて、外すときも安心ですよ。」
また、玄関ドアが金属製(鉄製)なら、「強力なマグネット式のフック」も便利です。最近はデザイン性の高いものも多く、正月飾り以外にもクリスマスリースや普段使いのフックとしても流用できるので、一つ持っておくと重宝しますよ。
喪中の場合はどうする?
もし、ご家族が亡くなられて喪中の場合、正月飾りはどうすれば良いか、これは非常に悩みますよね。
基本的な考え方として、正月飾りは新年を「祝う」ための慶事(お祝いごと)にあたります。一方で、喪中は故人を偲び、「お祝いごとを慎む」期間とされています。
結論としては、忌中・喪中ともに、正月飾りは控えるのが一般的です。
忌中(きちゅう)と喪中(もちゅう)の違い
この二つの期間は、意味合いが少し異なります。
- 忌中(きちゅう):故人が亡くなってから四十九日(仏式)または五十日(神式)までの、特に強く身を慎む期間です。神道では死を「穢れ」と捉えるため、この期間は神社への参拝(鳥居をくぐること)も控えるべきとされています。
- 喪中(もちゅう):故人を偲ぶ期間で、一般的に一周忌(1年間)までとされます。
年末に不幸があった場合、お正月が「忌中」にあたるか「忌明け後(喪中)」にあたるかで、対応が少し変わる部分もあります。
忌明け(四十九日を過ぎた)なら良い?
忌中(忌明け前)は、お祝いごとである正月飾りは当然NGです。
では、忌明け後(喪中)であれば良いかというと、これも控えるのが通例です。「忌」は明けましたが、故人を偲ぶ「喪」の期間であることに変わりはないため、新年を「祝う」行為は慎む、という考え方ですね。
おせち料理や初詣、お年玉は?
正月飾り以外についても、喪中の場合はどうなるか迷うことが多いと思います。一般的な目安をまとめてみました。
- おせち料理:「祝い膳」ですので、控えます。ただし、お祝いの食材(鯛、紅白かまぼこ、伊達巻など)を避け、普段の食事の延長として煮物などを家族で静かにいただくのは問題ないとされています。
- 初詣:
- 「忌中」は、神社への参拝(鳥居をくぐること)は控えるべきとされます。お寺への参拝は問題ないとされています。
- 「忌明け」後であれば、喪中であっても神社に参拝(初詣)して問題ない、とする考え方が一般的です。
- お年玉:子どもが楽しみにしている行事ですので、渡しても問題ないという考え方が主流です。ただし、お祝いの言葉や絵柄が入った「ポチ袋」は避け、白い無地の封筒などに「お小遣い」や「書籍代」として渡す配慮をすると良いでしょう。
- 年越しそば・除夜の鐘:これらは「お祝い」ではなく、一年の区切りや煩悩を払うための行事ですので、喪中でも問題ありません。
※これらの慣習は地域やご家庭の考え方によっても異なります。不安な場合は、ご家族や親戚の年長者の方と相談してみるのが一番確実かなと思います。
正月飾りの玄関「いつからいつまで」の終了日と処分

飾り始めのルールがわかったら、次は「いつまで」飾るか、つまり片付けるタイミングですね。これが一番、地域差があってややこしい点かなと思います。年神様がお帰りになるタイミングですので、失礼のないようにしたいですよね。
松の内とは?いつまで飾るか
正月飾りを片付けるタイミングは、結論から言うと「松の内(まつのうち)」が明けるまで、となります。
「松の内」というのは、年神様が各家庭に滞在してくださる期間のことを指します。玄関に飾る門松の「松」にちなんで、「松の内」と呼ばれているそうです。
つまり、年神様がいらっしゃる間は正月飾りを掲げて丁重におもてなしし、年神様がお帰りになったら(=松の内が明けたら)片付ける、というとてもシンプルな理由なんですね。
では、その「松の内」がいつまでなのか、というのが問題になります。
地域別の期間。関東と関西の違い

ここが一番のポイントですが、この「松の内」の期間が、実は全国一律ではなく、地域によって大きく違います。主に2つのパターンが存在します。
松の内の主な地域差
- 1月7日 まで(関東・東北・九州など) 関東地方をはじめ、東北地方や九州地方など、多くの地域では松の内は1月7日までとされています。この地域では、1月7日の朝に七草粥を食べた後、正月飾りを片付ける、というのが一般的な流れです。 (一説には、江戸時代に幕府が1月7日を仕事始めとしたため、それに合わせて7日に片付けるようになった、とも言われています)
- 1月15日 まで(関西など) 一方で、関西地方(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山など)では、1月15日(小正月)までを松の内とするのが伝統的かつ主流です。この慣習は、関西以外にも北陸地方、中国地方、四国地方など、西日本を中心に広く見られます。
なぜこんなに違うのかというと、もともとは全国的に「小正月(1月15日)」までが松の内だったようですが、江戸時代に関東(江戸)で7日に短縮され、その文化が全国に広まった結果、現在のように地域差が生まれた、というのが有力な説みたいです。
その他の地域
上記以外にも、群馬県や岐阜県の一部のように、松の内を「1月20日」までとする地域も存在します。また、沖縄県では伝統的に新暦のお正月よりも旧正月(旧暦の1月1日)を盛大に祝う文化があり、正月飾りの慣習も本土とは異なる場合があります。
自分が住んでいる地域がどちらの慣習なのか分からない場合は、近所の神社(どんど焼きの時期など)や、ご家族・地元の年配の方に確認してみるのが一番確実かもしれませんね。
鏡開きはいつ?片付けとの関係
正月飾りを片付ける「松の内」の時期は、家の中にお供えした鏡餅を下げて食べる「鏡開き」の日とも密接に関連しています。
先ほども触れましたが、鏡餅は年神様が滞在中の「依り代(居場所)」でした。年神様がお帰りになった後(=松の内が明けた後)、その神様の力が宿ったお餅を「鏡開き」していただくことで、そのご利益(無病息災など)を家族で分け合う、という大切な行事です。
この鏡開きの日も、当然ながら松の内と連動して地域差があります。
地域別「松の内」と「鏡開き」の目安
自分の住む地域がどちらの慣習なのかを判断するために、以下の早見表を参考にしてみてください。
| 片付ける日(松の内) | 関連行事(鏡開き) | 主な地域・都道府県 |
|---|---|---|
| 1月7日 | 1月11日 | 関東地方(東京、神奈川など)、東北地方、九州地方など |
| 1月15日 | 1月15日 または 1月20日 | 関西地方(大阪、京都など)、北陸地方、四国地方など |
| 1月20日 | 1月20日 | 群馬県、岐阜県など一部地域 |
関東では「松の内(7日)」が終わってから鏡開き(11日)まで少し間が空きますが、関西では「松の内(15日)」と「鏡開き(15日)」が同日なのも面白い違いですね。
正しい処分方法とどんど焼き

松の内が明けて片付けた正月飾りは、年神様をお迎えした神聖なものであり、一年間の厄災を吸い取ってくれた縁起物でもあります。普通の家庭ゴミとしてポイッと捨てるのは、やはり気が引けますよね。正しい処分の作法があります。
処分の基本原則:感謝と使い回し厳禁
まず大前提として、正月飾りはその年限りで役目を終える「縁起物」です。
使い回しは厳禁とされています。これは、年神様に対して失礼にあたるという理由のほかに、古い年の厄を吸い取ったものを翌年に持ち越すことにもなりかねない、と考えられているためです。もったいないと感じても、毎年新しいものを用意するのが習わしです。
そして、処分する際は「一年間お守りいただき、ありがとうございました」という感謝の気持ちを込めることが何より大切です。
方法1(最善):どんど焼き(左義長)で燃やす
最も丁寧で伝統的な処分方法は、地域の神社やお寺で行われる「どんど焼き(左義長、さぎちょう)」という火祭りで、神聖な火で燃やしてもらう(お焚き上げしてもらう)ことです。
だいたい松の内が終わる1月15日前後に行われることが多いですね。この神聖な火で焼いたお餅や団子を食べたり、その煙を浴びたりすると、一年を無病息災で過ごせるというご利益があるとされています。
どんど焼きに正月飾りを持ち込む際は、マナーとして事前にプラスチック、金属類、陶器など、燃えない素材(橙や装飾部品、針金など)は外しておきましょう。
方法2:神社やお寺の「納札所」へ持参する
どんど焼きのタイミングを逃した場合や、近所で開催されない場合は、神社やお寺に常設(またはこの時期限定で設置)されている「納札所(のうさつしょ)」や「古札納所(こふだのうしょ)」に正月飾りを持ち込みます。
初詣の時期からどんど焼き(1月中旬)頃まで設置されていることが多いですが、神社によっては通年で古いお札やお守りを受け付けている場合もあります。
この時、注意点が2つあります。
- 神社で授かったものは神社へ、お寺で授かったものはお寺へ返納するのが大原則です。神様と仏様は異なりますので、間違えないようにしたいですね。(スーパーなどで買った正月飾りは、どちらでも大丈夫ですが、一般的には神社に納めることが多いようです)
- お賽銭とは別に、感謝の気持ちとして「お焚き上げ料」をいくらか(志でOK)納めるのが丁寧な作法とされています。
方法3:自宅でのお清めと処分(家庭ゴミ)
上記の方法が難しい場合、例えばマンション住まいであったり、車がなくて運べなかったりする場合もありますよね。その場合は、自宅で適切にお清めをすれば、家庭ゴミとして処分することも認められています。
これは「捨てる」のではなく、神聖なものを「俗世のモノに戻す」ための儀礼、と考えると良いかもしれません。
自宅でのお清めの具体的な手順
- まず、正月飾りから分別できる素材(プラスチック製の装飾、金属の針金、鏡餅のプラスチック容器など)を、自治体のルールに従って丁寧に分別します。
- 大きめの白い紙(半紙や白い無地の紙が望ましい)を広げ、その上に正月飾りの燃える部分を置きます。
- 食塩ではなく、できればお清め用の粗塩を振りかけ、清めます。
- 一年間の感謝の気持ちを込めながら、白い紙で正月飾りを丁寧に包みます。
- 他の生活ゴミとは別の袋に入れ、自治体のゴミ収集ルール(可燃ゴミなど)に従って、指定された日に出します。
この「塩で清め、白い紙で包む」というひと手間が、単なる廃棄と一線を画す重要な作法なんですね。
破魔矢も一緒に片付ける?
初詣の際に神社で授かる「破魔矢(はまや)」も、正月飾りと似ているので、松の内が明けたら一緒に片付けるべきか迷うかもしれません。
結論から言うと、破魔矢は正月飾りとは別物です。
役割が根本的に違います。
- 正月飾り:年神様を「お迎え」するためのもの(期間:松の内まで)
- 破魔矢:厄除けや魔除けのための「お守り」
そのため、正月飾りとは異なり、破魔矢は松の内が明けても片付けず、1年間ずっと飾っておくのが基本だそうです。神棚や、リビングなどの目線より高い清浄な場所に飾っておきます。
そして、1年間お守りいただいた古い破魔矢は、翌年の初詣の際に新しい破魔矢を授かり、古いものは神社の納札所に返納する、という流れですね。
正月飾りの玄関はいつからいつまで?総括
最後に、これまで解説してきた「正月飾りを玄関に飾る、いつからいつまで」のポイントを、改めてまとめておきます。
正月飾り 期間のまとめ
- いつから(開始):12月13日の正月事始め以降。縁起を担ぐなら12月28日(末広がり)、次点で30日。
- 避ける日:12月29日(二重苦)と12月31日(一夜飾り)は絶対に避ける。
- いつまで(終了):「松の内」が明けるまで。(年神様がお帰りになるまで)
- 松の内期間:関東・東北・九州などは1月7日まで、関西・西日本などは1月15日までが主流。(※地域差が非常に大きいため要確認)
- 処分:どんど焼きや神社の納札所がベスト。難しい場合は、自宅で塩で清め、白い紙で包んでから処分する。
こうしてみると、特に「いつまで」の期間は、地域差がかなり大きいことがわかりますね。
ご自身の地域の慣習がどちらか曖昧な場合は、ご家族や近所の神社、あるいは地元の年配の方などに一度確認してみると安心かなと思います。
せっかく年神様をお迎えする大切な準備ですから、正しい期間やルール、そして飾る意味を知って、気持ちよく新年をスタートさせたいですね。この記事が、そのための参考になれば幸いです。